催眠誘導とは文字通り、催眠状態(最適な脳波の状態)へ誘導する過程の技法のことです。
誘導の方法は多くありますが、当ルームではクライアントの状態や性格、そして心理背景により最適な誘導を行っております。
催眠誘導を行う上でクライアントが「緊張型」なのか「弛緩型」なのかを知ることが必要です。
- 【緊張型】
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緊張型とは日常生活でふとしたとき条件反射的に緊張状態になってしまうことが多く、いざ緊張を緩めようとしたときにも、緩まるどころか逆に余計緊張が増してしまうタイプの方ですね。
緊張を緩めようと思えば「うまく緩められるだろうか?」
などと物事を思考によって対処してしまう理屈的に物事をとらえている方に多いタイプです。
- 【弛緩型】
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弛緩型は、いわゆる心の防壁の機能が緩いと表現することができるでしょう。
自分で意識をしていなくても気が付かないうちに心に(潜在意識に)様々なデータを書き込んでしまうことが多いですね。
緊張型のように常に身の周りの状況を理屈的に理解し把握しようとする働きが弱く、先を読んで対処するよりも、起こってしまったことに対して対処していく傾向にあります。
直感力に富み感覚的に物事をとらえるタイプです。
もちろんタイプは上記の2つだけではありませんが、大きくわけるとこの二つのタイプに傾向するでしょう。
どのタイプのクライアントもまず初めに、心の落ち着きがはかれるようにリラックスした状態に導きます。
その後、脳波の変動に伴いそれぞれの暗示を施していきます。